ノエルのおやつ③:バレンタインとキャロブパウダー

もうすぐバレンタインデーですね。。。

我々にとっては年一回のチョコレートの一大イベント。

でもわんちゃんにとってはチョコレートがあふれるこの時期はいつもより要注意!!

  

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

チョコレートやココアなどのチョコレート製品には

『テオブロミン』と『カフェイン』が含まれています。

人間には全く問題の無い量でも犬にとっては中毒を起こしやすく、

初期症状としては吐いたり下痢を起こしますが、

重度になると『死に至る』場合もあります。

  

また、チョコレートには脂肪分や砂糖が大量に含まれているため、

これによって『膵炎』を起こしてしまうこともあります。

 

チョコレートの種類によって『テオブロミン』と『カフェイン』の含有量は異なります。

そのため、どんなチョコレートをどれくらい食べたかで中毒症状は異なります。

  

特にこの時期に多いバレンタイン贈答用の『高価なチョコレート』

(カカオ含有量が多い製菓用のチョコレートを使ったもの)は危険です。

ココアパウダーのまぶしてあるトリュフチョコ等はさらに危険です。

     

動物病院では食べたチョコレートの種類と量から『テオブロミン』と『カフェイン』

の含有量を算出し、危険性の高い中毒症状をある程度予測して治療を行います。

    

また、気をつけないといけないことは

6~12時間後に症状が出ることが多いということ。

食べてすぐに症状が出ていないからといって様子を見ていると、

夜中に突然急変することもあります。

  

食べたら吸収される前にすぐに吐かせてあげて、適切な処置をする必要があります。

少しでも食べてしまったら、すぐに動物病院を受診してください。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

   

チョコレートやココアは食べてはいけないので、

ノエルには違ったかたちでのバレンタインデー。。。

   

『くまさんのプチケーキWhite&Black』

くまさん

材料は。。。

{しろくまWhite}小麦粉、ベーキングパウダー(アルミフリー)、豆乳、

メープルシロップ(または、オリゴ糖)を少量、大豆油、お水。

  

わんちゃんにはチョコレートやココアはダメなので。。。

{くまBlack}にはキャロブパウダー(いなご豆のさやの粉末)を使ってココア風。

食べてみるとなるほどココア風味!!

バレンタインデーの雰囲気があります。

    

試作を繰り返し、どうにかこうにか完成!

はじめはリンゴなどを入れたりしたのですが、

結局、シンプルに具材なし。

ちら見。。。

バレンタイン前ですが。。。

   

乳製品、卵を使っていないので乳製品や卵の食物アレルギーのわんちゃんにも。

味はほんのり甘めです。