診療設備・医療機器 ~尿検査~

尿検査は、膀胱炎や尿石症だけではなく、腎臓や肝臓、糖尿病など様々な病気の診断に有用です。下記の検査以外にも、顕微鏡検査や必要に応じて検査センターでの外注検査を行います。
ご自宅での採尿が難しい場合には、院内でのカテーテル採尿や穿刺採尿を行うことができます。 特にねこちゃんではトイレの猫砂により採尿が難しい場合もありますが、 ご相談いただければ簡単な採尿法をお伝えいたします。尿検査に使用する機器をご紹介します。

 

尿化学分析装置 thinka RT-4010(ARKRAY)

イヌ、ネコ専用の尿定性分析装置です。

Glu(糖)、Pro(蛋白質)、Bil(ビリルビン)、Bld(潜血)、pH、 Ket(ケトン体)などを測定し、同時に腎臓の評価に有用なUPC(蛋白質/クレアチニン比)の判定が可能です。

正確なUPC測定には、検査センターでの外注検査が必要となりますが、この装置は、通常の尿検査と同時測定できるのでスクリーニング検査としては非常に有用です。

 

犬猫尿比重屈折計 PAL-犬猫尿比重(ATAGO)

犬用、猫用の尿比重目盛を搭載した犬猫用の尿比重屈折計です。