5月2011

海に行ってきたよ♪

このあいだの天気のいい日に、

いきなりお父さんが「ノエル、海行くぞ~!」って。

やったぁ~!おでかけだぁ~!!

干からびたお魚を発見っっ!!!!

 

でも。。。。

せっかくみつけたのに、お母さんに見つかっちゃいました★

 

つづけて砂浜のお散歩☆

 

 

その後、お父さんとお母さんはちょっと釣りしてくるねぇ~って。

何が釣れるのかなぁ~♪♪

 

 

待っていたらお父さんとお母さんが餌木でイカさん釣ってきて見せてくれました。

ノエルはイカさん食べれないのにっ!!

お魚がよかったなぁ~。

生まれたよ。

ノエルのお友達、

フレンチブルドッグのあくちゃんがお母さんになったんだよ!

予定日になっても出産の兆候がないので、

「こころ動物病院」で帝王切開になりました。

   

あくちゃん、3人の赤ちゃんを無事出産。

赤ちゃん、元気いっぱいにきゅーきゅー鳴いてたよ。

かわいい~☆

ノエルもこんな時期があったのかな…??

 

ふむふむ。

ノエルも昔は小さかったんだね~。

 

 

あくちゃんお疲れ様♪

そして、赤ちゃんたち生まれてきてくれてありがとう★

元気に育ってね。

ロイヤルカナン 栄養管理アドバイザー

今回のお題は「特別療法食」について。

「目的食」に分類されるお食事ですが、

特定の病気の予防や治療に対する「食事療法」のためのお食事です。 

 

非常に細かく栄養成分の質や量、比率などが調節されているために

一般的なお食事よりもお値段が高いのですが、

疾病によってはお薬よりも効果がみられたり

体への負担が少ないことから治療の一環として選択されることがよくあります。

   

尿石症の療法食や肥満症の減量食、食物アレルギーや肝臓、腎臓病用の療法食など、

対応する疾病によって様々な種類があります。

ほんの一部ですがこんなお食事があります。

 

「特別療法食」獣医師の専門的なアドバイスや処方に従って与えることが原則です。

動物病院で購入することができますが、

ホームセンターやペットショップでの取り扱いはされていません。

 

最近ではインターネットや非常勤獣医師のいるペットショップ等でも入手可能ですが、

「総合栄養食」とは異なるので、処方がない場合には栄養学的に保証はされないこと、

また、獣医師の診察を受けていなければ症状に対する「特別療法食」の効果としても、

全く保証はされません。

 

さて、ここでポイントとなるのが獣医師の専門的なアドバイスや処方です。

獣医師は専門的知識に基づいて無条件に

「特別療法食」を処方することが許されています。

一方、勤務している動物看護士さんは「特別療法食」の処方はできませんが、

受付ではお食事のご相談をお伺いすることがあります。

  

本来は動物看護士さんのための「特別療法食」セミナー。

私達は獣医師ですが、いかなる場合においても知識の向上とアップデートが必要だ!

ということで、業界大手の特別療法食メーカーである「ロイヤルカナン」が主催する

10回程度の院内セミナーを受講しました。

獣医師も受講可能で、実際に受講される先生方もいます。

    

また、セミナーを受講するだけではなく最後には総合テストがあります。

二人で一緒にテストを受けるなんて何年振りか。。。

  

先日、合格者にもらえる修了証と栄養管理アドバイザーのバッジ等が送られてきました。

もちろん実行力のある正式なものではありませんが、

少なくとも「特別療法食」のトレーニングを受けた証。

当院では獣医師二名がしっかりとお食事の御相談をお受け致します。

   

お食事は日々の健康を支えるだけではなく、

病気の予防や治療にも関わってくる大切なもの。。。

皆様の日々の御相談などによりよく応えられるように、

これからも日々頑張っていきたいと思っております。

   

ノエルも特別療法食。

肥満の子用の「満腹感サポート」を食べております。。。

お食事について。

ホームセンターやペットショップに行くと、

本当にたくさんのお食事があります。

最近ではプードルさんやダックスさん用などもあります。

メーカーや種類も様々。お値段もいろいろ。

迷ってしまいますね。。。

  

ペットフードには大きく分けて以下のように分類されます。

1. 総合栄養食

犬や猫が必要とする栄養基準を満たした主食です。

新鮮なお水と一緒に与えるだけで、

10年以上の長い期間の健康を保つことができるように考慮されています。

通常はこれをお選びください。

2. 間食

いわゆる「おやつ」や「ごほうび」です。

しつけのためのご褒美も…時には必要。

くれぐれもあげすぎないようご注意を。。。 

3. 目的食

特定の栄養を調整する、カロリーを補給する、

あるいは嗜好増進などを目的としたお食事です。

「栄養補完食」や「一般食」、「特別療法食」などが含まれます。

「一般食」は誤解のしやすい表記。

「総合栄養食」とは異なりますので注意が必要です!

 

また、年齢や発育のステージによって栄養のバランスが異なります。

「パピー」「ジュニア」「アダルト」「シニア」などの表記があります。

    

食物のアレルギーで皮膚炎や下痢になるわんちゃんやねこちゃんにとって、

特に重要なのが「タンパク質」としての原材料です。

「鶏肉」「家禽肉(七面鳥やダックなど)」

「牛肉」「豚肉」「兎肉」「魚肉」などのお肉成分だけでなく、

「小麦」「米」「トウモロコシ」などの植物性タンパク質成分にも要注意!

 

軟便や下痢をしやすい、皮膚病があるなど、

もしお食事について不安な場合には御相談ください。

         

「わんちゃん、ねこちゃんは自分でお食事を選べません」

飼い主様が与えてくれるお食事からでしか栄養の補給ができません。

お食事の袋や缶に必ず表記がありますので、

購入前にしっかりと御確認をお願いいたします。

同じようなパッケージですけれど、一方は一般食でもう一方が総合栄養食です。

  

詳しくは 「ペットフード公正取引協議会」のホームページをご参照ください。

http://www.pffta.org/index.html