ダニの予防

5月になり気温も上がってきました。

いつの間にか桜も咲いて、日中はポカポカ陽気の日も。。。

「こころ動物病院」でも、とうとう今年のダニ第1号!!

本日、頭にダニをつけた患者さんが御来院されました。

現場は真駒内公園か支笏湖周辺とのこと。。。

ダニは吸血するだけでなく、病原体を運びます。

  

発見されたらお家で取らずにすぐ病院へ!

無理に引き抜くと皮膚内に固着したダニの頭部だけがちぎれて残り、炎症が起こります。

また、ダニの腹部を押すことにより、ダニの体内から病原体が大切なわんちゃんの体内へ。。。

なので予防が大切!

月一回、皮膚に滴下するタイプの予防薬(駆虫薬)があります。

ダニにとっても生存に必要な生活環の一部。。。

山の中だけではなく、お近くの公園の草の上でわんちゃんが通るのを待ちかまえています。

5月から9月頃までの予防をお勧めいたします。

ノエルのお仕事…

いつもはのんびりノエル。。。

でも、ノエルにも大切なお仕事があります。

  

≪ノエルのお仕事≫

 1.供血犬

 わんちゃんには血液センターがないため、血液を入手することができません。

 輸血が必要な患者さんにはノエルに献血をしてもらいます。

  (わんちゃんにも血液型がありますが、適合血液を保有しておくのは困難。

 輸血前に「クロスマッチ」という方法で拒絶反応が起こらないかを確認します)

    

2.私達のトレーニングに付き合ってもらいます。

 心臓や腹部の超音波検査をはじめ、

 レントゲン検査や眼科検査などの日々のトレーニングに、

 たいそう迷惑そうにお付き合い。

 ノエルにとっては健康診断代わり。。。

    

3.ごあいさつ

 ときには飼い主さんや患者さんにごあいさつ。

 人好きノエルは患者さんへのごあいさつもそこそこに、

 飼い主さんにとても熱心にごあいさつ。。。

 

4.私達の家族であること。

 お仕事ではありませんが、私達の大切な家族。

 こころ動物病院のモットーの一つ、私達自身が「飼い主であること」

 

ノエル、今日もお疲れ様。。。

こころ動物病院

「こころ動物病院」が西区の山の手に開院してもうすぐ一年。

大切なことはわんちゃん、ねこちゃんのホームドクターであること。

言葉は話せなくても私達と同じ、

考え、感じ、嬉しい、悲しい、怖い、楽しい。。。

まずは耳を傾けることから。

 

でも、多くの子が病院嫌い。

私達が歯医者さんが苦手なのと似た感じかな?

なので飼い主さんにご協力していただき、お家での様子をお伺いします。

病院では固まっている子も、お家ではいつもやんちゃだったり。。。

 

痛いのも病院では我慢してしまいます。

「僕は大丈夫だよ!だから注射は嫌!」

どんな些細なことでもお話しください。

そこに病気のサインがあるかもしれません。

  

検査が必要な場合には飼い主さんとご相談をします。

当院では、血液検査(血球計算、各種血液化学検査)や

糞便検査、尿検査、心電図検査等をはじめ、

デジタルレントゲン装置や超音波検査(心臓や腹部など)、

眼科用スリットランプや眼底検査用の倒像鏡、眼圧計などの眼科検査が可能です。

病院内で調べられること、

検査センターや二次診療施設での検査が必要な場合もあります。