5月2011
ニューファンドランドのリキ君が御来院されました。
当然のごとく、体が診察台からはみ出します。
まるで小さなお立ち台。。。
毛色はLandseer。
とても綺麗です。
お顔は真っ黒で写真では表情が分かりづらいですが
アップしてみると。。。
とてもやさしいお顔をしています。
いつも病院にくるとお腹を見せてごろ～んとしてくれます。
とても人懐こくてやさしい性格です。
そんなリキ君、これまで悲しい思いも経験してきました。
でも、今の飼い主さんに引き取られてからは
たくさんのご家族とともに愛情いっぱいに育てられています！
病院からお家に帰られるリキ君と飼い主さんの後姿を見ていると、
いつも心が温かくなり涙が出ます。
「 たくさんの命を救うこと、たった一つの命を救うこと。」
どちらも同じくらいに大切だということを
リキ君と飼い主さんの後姿に、改めて深く感じさせられます。
とてもBigなバーニーズマウンテンドッグくんが御来院されました！
体重50ｋｇオーバーとニューファンドランドにも引けをとらない体格で、
とても均整のとれたスタイル。。。
この大きさになるとさすがに迫力があります！
「大きい！！」
小さな待合い室が余計に狭く感じます。。。
元来はワーキングドッグ。
お父さんとの信頼関係も素晴らしいです！
小さな動物病院ですが大型犬さんは意外に多く、
バーニーズさんは他にもレオララちゃんをはじめ、数頭が当院に通ってくれています。
ニューファンドランドさんも御来院されます。
下の一枚はまだ幼いレオ君とノエルのごあいさつの写真です。
（レオ君のお家は同じくバーニーズのララちゃん、ニューファンさんをはじめ、
たくさんの御家族がいらっしゃいます。羨ましい。。。）
この頃は同じぐらいの体格ですが、今では大分体格差がでてきています。
大きな子をみると、「うちの子って意外に小さいな」と感じます。
（それでも19ｋｇくらいですが。。。）
また、足の長いサイトハウンド系の子たちを見ると
うちの子はなんて足が太くて短いんだろうと。。。
下の写真はサルーキさんの写真ですが、
スタイル抜群！かっこいいですね。
体重2ｋｇに満たない小さい子から50ｋｇを超える大きな子。
足の長い子、短い子。
みんな同じ「犬」なんです！
体重や体型もバラエティに富んでいるのと同じように、
品種によっての気質、なりやすい病気なども様々です。
さらに、それに一人一人の個性、性格があります。
いつも個々の患者さんと向かい合い診療していきたいと感じます。
５月になり気温も上がってきました。
いつの間にか桜も咲いて、日中はポカポカ陽気の日も。。。
「こころ動物病院」でも、とうとう今年のダニ第１号！！
本日、頭にダニをつけた患者さんが御来院されました。
現場は真駒内公園か支笏湖周辺とのこと。。。
ダニは吸血するだけでなく、病原体を運びます。
発見されたらお家で取らずにすぐ病院へ！
無理に引き抜くと皮膚内に固着したダニの頭部だけがちぎれて残り、炎症が起こります。
また、ダニの腹部を押すことにより、ダニの体内から病原体が大切なわんちゃんの体内へ。。。
なので予防が大切！
月一回、皮膚に滴下するタイプの予防薬（駆虫薬）があります。
ダニにとっても生存に必要な生活環の一部。。。
山の中だけではなく、お近くの公園の草の上でわんちゃんが通るのを待ちかまえています。
５月から９月頃までの予防をお勧めいたします。
いつもはのんびりノエル。。。
でも、ノエルにも大切なお仕事があります。
≪ノエルのお仕事≫
１．供血犬
わんちゃんには血液センターがないため、血液を入手することができません。
輸血が必要な患者さんにはノエルに献血をしてもらいます。
（わんちゃんにも血液型がありますが、適合血液を保有しておくのは困難。
輸血前に「クロスマッチ」という方法で拒絶反応が起こらないかを確認します）
２．私達のトレーニングに付き合ってもらいます。
心臓や腹部の超音波検査をはじめ、
レントゲン検査や眼科検査などの日々のトレーニングに、
たいそう迷惑そうにお付き合い。
ノエルにとっては健康診断代わり。。。
３．ごあいさつ
ときには飼い主さんや患者さんにごあいさつ。
人好きノエルは患者さんへのごあいさつもそこそこに、
飼い主さんにとても熱心にごあいさつ。。。
４．私達の家族であること。
お仕事ではありませんが、私達の大切な家族。
こころ動物病院のモットーの一つ、私達自身が「飼い主であること」
ノエル、今日もお疲れ様。。。
